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2007年11月 6日 (火)

リスパダール

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 気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用がある。強い不安感や緊張感、抑うつ状態などいろいろな精神症状に用いる。ドーパミンを遮断し陽性症状を抑える。または、セロトニンを遮断し陰性症状を抑える。

 副作用は、立ちくらみ、めまい、眠気、口の渇き、便秘尿が出にくい、動悸、体重増加など。とくに飲み始めの強い「立ちくらみ」には要注意。重い場合は、急激な体温上昇、筋肉のこわばり、体の硬直、発汗、ふるえ、意識がはっきりしない。手足のしびれ・けいれん、手足に力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。意識もうろう、気を失う。

 知り合いの子どもは、失神して救急車で運ばれた。体験者の話を聞くと、人によってはかなりの副作用に襲われるようである。

 これらを知っていて、この薬を飲ませるのはためらいます。そもそも何故こんな薬を飲ませなければならないのか・・・。何故このような状況になってしまったのか・・・。

 息子は、薬を飲むことになりました。リスパダール1mgです。最近落ち着きません。イライラして怒りやすくなりました。原因は分かりません。それが、過去のものなのか、現在のことなのか、思春期の成長のためか、季節の変わり目なのか・・・。

 無理は絶対させない・・つもりでいましたが、どこかで無理をさせていたのかもしれません。まさか、薬を飲ませることになろうとは思わなかった。いざ、飲ませることになると怖いという感情も湧いてきます。

・・・・・思い切って飲ませました。ちょっとドキドキです。眠るまでは様子を見守っていることにしようと思います。

 先日、杉山登志郎先生の講演会がありました。そこでの話し、「過去に嫌な苦しい思いをしても、楽しい経験を重ねることでそれを塗り替えることも可能である。」

 親にとっては心の支えとなる話でした。思春期のこの時期は、普通の子ども達にとっても悩み乗り越えるべき時代です。自閉症の子どもにとっても同じだろうと思います。自己表現がうまくできない分、自己確立が上手にできない分、多くの支援と配慮が必要なのだと思います。

 甘やかすわけではないと理解しています。その子その子にあったハードルを設置する必要があるでしょう。高すぎず低すぎず・・・。

 その指標となるものは、「成功体験・楽しい経験・心地よい人間関係」だと信じて、できることをやっていこうと考えています。

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コメント

ブログ拝見させて頂きました。
私は今コロンビア大学でSPECIAL EDUCATION(特殊教育) 自閉症 AUTISM PROGRAMの大学院に居ます。

将来的には日本に帰り自閉症の子供たちの為に働きたいと思っています。 (2、3年以内に) 

何かアメリカの情報(RESEARCH)が必要で在りましたら、ご連絡下さい。

投稿: あや | 2007年11月10日 (土) 11時54分

あやさん ありがとうございます。
コメント頂きうれしいです。
また、どんな情報でもいただけたら有難いです。

コロンビア大学ですか。どんな研究をなさっているのかとても興味深いです。
今、アメリカではどんな研究が進んでいるんでしょう?
日本では、RDIというものが雑誌などで注目を集めているようです。訳本も出されました。

あやさんのご研究が日本に紹介される日を熱望しています。日本に戻られましたら、子ども達をどうぞよろしくお願いします。
我が家も、皆さんに励まされながら頑張っています。ありがたいことです。

投稿: クロクマ | 2007年11月10日 (土) 23時52分

すっかりごぶさたしてました。みなさんお元気でしょうか?

薬を飲む本人も、ご家族もムリなさらないでくださいね。
また笑顔の写真がアップされるのを楽しみにしています(^_^)

投稿: とんび | 2007年11月12日 (月) 18時35分

とんびさん お久しぶりです。

なんかみなさんにご心配をおかけして申し訳ありません。
山あり谷ありですが、無理せず頑張ります。

笑顔の写真もありますのでアップしないとね。
お菓子作りに興味がありそうで、ちょっと教えてみようかと思います。

投稿: クロクマ | 2007年11月13日 (火) 21時36分

はじめまして。我が家にも中3になる自閉症の息子がおります。息子も今年の11月からリスペリドン(リスパダールのジェネリック)を服用し始めました。私も副作用のことを考えると二の足を踏んでいましたが、思い切ってはじめましたら、効果も出て、何より空想にひたってばかりで自分でも苦しんでいた息子が楽になったようです。それでもまだまだ不安があります。
また、こちらへもお邪魔させてくださいね。

投稿: こすもす | 2009年1月 3日 (土) 12時47分

こすもすさん ありがとうございます。
もう一昨年になるブログにコメント頂きびっくりです。
最近ずっとブログ更新をしていなかったので、少しがんばろうと思いました。

息子のホッキョクグマは、その後の薬の服用は数ヶ月で終了となり、今は、薬なしで生活しています。
薬で楽になる子とたくさんありますね。
それ以上に、生活環境を整えてあげなくてはと感じます。

投稿: クロクマ | 2009年1月 3日 (土) 13時16分

リスパダールで、検索中、このブログを拝見しました。
温和だった息子16歳高2も、ちょっと手に負えない行動障害も出てきて、投薬を考えています。

大きなパニックが出た時に、1ml服用させていますが、(今までに2回)常用は、医者の勧めもないので控えています。
もちろん、彼への生活環境の改善、対応なども考え中です。

数か月服用の後、薬を止めて大きな副作用などありませんでしたでしょうか?

失礼な質問となってしまったのなら、お許しください。

投稿: どらやき | 2012年5月25日 (金) 20時37分

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